さんぽろぐ。

はきだめ。

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家にずっと引きこもるのは良くない。

子育てが無益なことだなんて思ったことはないけれど、何もできていないような、この焦燥はなんだろう。

怖い。
自分が何かにおいていかれている気がして怖い。
何かがなんなのかがわからないのも怖い。
自然に涙が出てくる。

こんな日は早く寝たいのに、子どもが2人とも寝ないから私も寝られない。

八方塞がりだ。

夫はまだかえってこない。

子どもに話しかけないで欲しい。そう思ってしまう自分も嫌だ。
キャパの狭すぎる私なんかがこの子たちの母親でいいんだろうかと思ってしまう。

不安になる。ただ不安になる。

早く夜が明けてほしい。

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弟が甥っ子と姪っ子、つまり私の子供たちを抱っこしていた。
なんとなく不思議な気持ちになり、私が二児の母だなんてねー実感沸かないわーなんて話をしたら、俺も、と言われた。

結婚も子供を持つのも、俺の方が早いと思っていたと。

まぁ、モテたことなんて欠片もなく友達も少ない私に比べれば、弟は社交的だし趣味もたくさんあって友達も多い。仕事もしているし、すらっと背も高いし、顔も悪くないらしい。それは私にはわからんけど。

結婚を考えていた彼女と別れてから、次の彼女ができるのも私の感覚で言えばまぁまぁ早かった気がする。モテるんだろうか？
ちょっと羨ましかった。

弟のことはずっと、昔から少し羨ましかった気がする。幼いころから、私には無いものをたくさん持っていて、私にはそれらがキラキラ輝いて見えていた。

羨ましかった、と認めるのが怖かった時期がある。

アラサーになってようやく、自分と周りに素直になってこれている気がする。
素直とか、正直でいるとか、人に好かれるには一番重要だと思うのに、そうする勇気がなかった。　

過去は消せない。
これから、少しずつ取り戻す。

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UFOキャッチャーの、小さいヤツって、UFOキャッチャーと呼んで良いのだろうか。
透明な半円ドームの中にある4つの遊び口に、小さなクレーンがついていて、規則的に奥と手前を行き来する2段重ねの台に、その下をくるくる回っている大量の飴やらミニカーやらを落として手に入れるあれ。
夫が大きい方のUFOキャッチャーが好きで、イオンなど行って用事を済ませると、吸い込まれるようにゲームセンターに入っていく。夫が楽しんでいるうちに、子どもたちを連れてふと周りを見ると、その小さいUFOキャッチャーがあった。

金色の包み紙がくるくる回っている。ゴディバですって。こんなのあるんだ。チョコレートのキャッチャーだった。
財布を見ると、小銭入れに400円。全部握りしめて、20年ぶりくらいにやってみた。最後にやったのたぶん一桁の年齢の時。
結果、ぽとっと1つだけとれました。神様がお情けでくれたようなひとつぶ。その半分を隣で喜んで見ていた2歳に、あとの半分を半分こして夫と食べた。

超絶おいしい。なにこれ。ゴディバ。

たぶん安いのなんだけど、おいしいねーといって家族でニコニコして帰ってきた。
400円でとった小さなチョコレートの、ひとかけらを食べたくらいでね。

これが、幸せってやつだと思いました。

おわり。

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子どもはどちらともキラキラネームにはならなかった。
漢字二文字で、そうとしか読めない名前。
特に娘は名字と合わせると、とても綺麗な名前になる。
夫がつけた。やるじゃんと思った。

息子は私が名付けた。こちらも漢字を変えれば、名字と合わせた綺麗な名前にすることはできた。
しかし字画があまり良くなかった。
幸せに生きてほしいので、その漢字は諦めた。
将来恨まれやしないだろうか。

字画が最高だと、運がやはり良いらしいという私の弟という例がいたので、そこは譲れなかったのだ。悪いことしたかな。

まぁ、私も小さい頃は自分の名前はあんまり好きじゃなかったし。

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お腹がすいて眠れない。

妊娠9か月のころ、赤ちゃんで胃が圧迫されて物理的に食べられなくなる時期があった。
産まれたら、あんなものやこんなものをたくさん食べるんだともう常に考えていて、それは大体叶ったんだけど、私のからだは食べることをやめてくれない。
母乳をあげていると、腹もへるし喉もかわく。下手するとすぐ飢餓状態になる感覚。面倒です。
私が食べたもののエネルギーはすべて母乳に代わっているらしく、産後3週間で7キロ減った。もともと痩せすぎを指摘されていたので、元の体重には戻るなよとお医者に言われていたのに、あと2キロ減ったら元の体重です。何かの病気を疑うレベルだよ。

お腹は減るんだけど、元が少食なので、たくさん食べることに胃がついていかない。お腹痛い。
太れないのが悩みだと言ったら、大体ゼイタクな悩みだねと言われて相手にしてもらえないことが多かったのだけど、多少太ってもたくさん食べられる方が絶対人生楽しいと思う。
まぁ無い物ねだりだね。

これだけ食べているのに体重減るってなんか怖いや。
どうしたらいいですか。

今からカップ麺でも食べようか。
いや、お腹痛いし。さっさと寝ます。

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この前、もうひとり、子供を産めた。
大きな女の子。長男の時よりも痛くて、難産となったが母子共に健康で、今は実家に戻って休養中。

産休にやっと入ったと思ったら、1週間後の妊婦健診で切迫早産の診断からの入院。
退院できると思ったその日の朝に吐いて、急性胃腸炎の診断で退院延期。6、7年ぶりに40℃の熱を出して脱水危機。
熱も下がって帰りたいですと訴えて退院したものの、ヘロヘロで何もできず5日ほど寝込む。
子宮口も少し開いたままなので安静指示継続。
その1週間後に陣痛がきて入院したのに、微弱陣痛で結局産まれず一晩で退院。
逆流してくる胃酸と戦い2週間。ようやく出産と相成りました。

ふざけんなよと思うくらいのしんどさでした。
妊娠してから出産するまでずっと辛いわまじで。
産休入ったらあれしようこれしようと思っていたこと一つもできなかったし。
お金もかかった。私のなけなしのボーナスが吹っ飛ぶくらいには。

夫に子供2人で勘弁してくれないかい？と言ったら良いよと言われた。
良かった。

そんな思いをして産んだ。
宝、2人目。
子供たちの寝顔を見ていると、もうひとり欲しくなってしまうので、前言撤回しようかと思案中。
まぁ授かり物だからなんとも言えないのですが。

いろんな辛さを忘れるんですよね。
よくできてるよヒトのからだは。
子孫を残すためのバグみたいなものがあるにちがいないよ。

ただお金の問題だったり色々あるので、なんとも言えないから熟考してからね。

子供、もうひとり産めて良かった。
いろんな思いがあった妊娠出産だったから、息子の時も泣いたけど今回も泣けた。嬉しくて嬉しくて。
娘に初めて授乳した時、息子もこんなに小さかったんだっけと思ってまた泣いてしまった。
2歳の息子は、私が入院している間、実家にいたのだけど急に泣き出したりして大変だったらしい。
母を中心に、激務の夫も、父も弟も皆で面倒見てくれて、何より息子がよく頑張って乗り越えてくれた。

感謝してもしきれない。たくさん我慢をさせたし、今はあまやかし期間。

神様から授かった2人、色々大変だけれど大切に育てたい。